NPO法人箕面こどもの森学園 代表理事辻正矩様、校長藤田美保様にご講演いただきました。
leo-f1月14日(水)、一般財団法人レオ財団の月例会&勉強会が行われました。
今回の講師は、NPO法人箕面こどもの森学園 代表理事辻正矩さんと校長藤田美保さん。
箕面こどもの森学園では、「子どもは自ら学ぶ意欲をもち、自らの力で学ぶことができる」という学習者中心の教育観に立ち、子どもたちが、この学校での学習や生活の経験を通して、創造的で共生的な生き方を身につけ、自立した人間に育つのを支援しています。
理事長の辻さんは、大学で建築を教えていましたが、学生に学習意欲が見られない事に疑問を持ち、それまでの教育に問題があるのでは？と、小学校をつくる事を思い立ちます。目指したのは、デンマーク、アメリカ、フランスなど、海外の学校でおこなわれていた自由な教育、フリースクールです。
何もあてはありませんでしたが、辻さんは「学校をつくりたい！」とまず宣言。「大阪に新しい学校を創る会」を発足し、その新聞記事を見た、のちに箕面こどもの森学園の校長となる藤田さんが加わります。
公立小学校の教師をしながらも「なにか違う」と漠然と思っていた藤田さん。ふたりの出会いから、入学者7名と小さいながらも、2004年「箕面こどもの森学園」が設立されます。
箕面こどもの森学園では、創造的で民主的な学校を教育の目標に、子どもたちには次のような力を身につけてほしいと考えています。
・自分を表現する
・自律して学習する
・チャレンジする
・協力して行動する
特に、辻理事長のお話の中にあった、「自己肯定」と「自尊感情」。これは、人が成長するうえで、もっとも大切な要素だと感じました。
そして素晴らしいことに、箕面こどもの森学園のスタッフの一人が、
今、教育が大きく変わろうとしているのを感じます。
小さな学校の大きな挑戦、ぜひ、応援いただければと思います。
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