国際交流・留学サポート 翻訳・通訳 寺元 ギーマ氏にご講演いただきました。
3月9日(水)、一般財団法人レオ財団の月例会&勉強会が行われました。
お二人目の講師は、国際交流・留学サポート 翻訳・通訳 寺元ギーマ氏、『日本とモンゴルを結ぶビジネス提』について、講演していただきました。
寺元ギーマ氏はモンゴル人です。ご主人が日本人で1998年に結婚され2002年に日本に来られました。その後、2005年から2012年まで中国におられましたが、それ以降大阪に住んでおられます。
ギーマさんのお父さんは、モンゴルで有名な日本語の先生で、日本語の辞書を作られたり学生の日本語教育に積極的に係わられ、表彰もされた方で、ギーマさんは子どもの頃よりお父さんから日本語教育をたっぷり受けられたそうです。
そのため、大変流暢な日本語で今回プレゼンしていただきました。
現在、日本在住のモンゴル人の方たちとの交流の場作りをしたり、モンゴルからの高校生の研修ツアーのお手伝いをしたり、また、通訳や翻訳の仕事をしたりと、日本とモンゴルのつながりを深めるためにご活躍です。
モンゴルの高校生の日本研修ツアーでは、街中のゴミが少ないこと、笑顔の人が多いこと、そして料理の種類の多さに驚かれたようです。
品川の清掃工場でゴミの分別の仕方や、それを再利用するやり方を目の当たりにして大変驚き、帰国後は是非、モンゴルでもゴミをなくしきれいにすることにより、人々の心も晴れやかにしたいと思ったとのことです。
ギーマさんは、日本の文化や観光、技術をより多くのモンゴル人が身に付け、母国にもって帰り、モンゴル発展の一助になればと真剣に思っておられます。そのため、日本語をモンゴルでも広めるために、日本語教育の方法を色々と考えておられます。
スマホの日本語教育アプリの開発、インターネットを利用した日本人とのオンラインコミュニケーションでの教育等々です。
モンゴルの若者が日本語を勉強し、より多くの日本との係わりの中から夢を持ち、母国モンゴルの将来を担っていけるようになることがギーマさんの夢だと感じました。
すばらしいお話有難うございました。