株式会社夢ふぉと 代表取締役 林 さゆり様にご講演いただきました。

『自分のアルバムを使った新しい研修が生み出す価値と意味』

 

 

株式会社夢ふぉと 代表取締役 林 さゆり様

 

2019.05.17
テーマ:教育
 
 

思い出づくりを通して人の幸せに貢献し続けている林さん。
全国の学校・幼稚園の卒業アルバムや、自分史・社史アルバムなど、年間の納品数は何と5万冊以上!

 

そんな、思い出づくりのプロである林さんが独自に開発した、他に類を見ない研修プログラムとは?

 

自分の中の“大好き”を探すこと。
大切なのは「Don't think, but feel.」

 

2015年、自身のアルバムを活用し、人は感情の生き物ということを起点にした、自己内観型の研修「アルバムセラピー」を開発。
日本アルバムセラピー協会を設立し、企業研修のみならず、就活中の学生さんから終活をされるご高齢の方まで、受講者の幅広さからも「アルバム」の影響力の大きさを窺い知ることが出来ます。

 

その最大の特徴と言えるのが、「Don't think, but feel.」
頭ではなく心だけを使うというもので、新しい自分と出逢うきっかけとなる他、自身の抱える課題解決にもとても効果があると言います。

 

林さん1

 

林さんご自身がアルバムセラピーを通して気付いたこと。
それは「私の中に、ちゃんと笑える自分がいる」ということ。

 

幼い頃、周囲から「笑わへん子」とよく言われていた事から、私って笑えない子なんだと思い込んでいたのだとか。

しかし、アルバムの中に見つけた、ミカンを片手に大笑いしている幼少期の自分。
その発見が、知らず知らずのうちに貼り付いていたレッテルを剥がし取る、大きなきっかけになったと言います。

 

「写真や思い出には力がある。」

 

セラピーでは、それぞれの方の内側から湧いてくる感情を引き出します。
その、自分の中から湧き出る感情が重要で、強烈な動機付けとなりセラピー後の行動が変わるのだそうです。

 

林さん2

 

思い出づくりの世界ブランドになりたいという信念と、
「思い出で人の心の温度を1℃上げます」という理念。

 

震災などで失くして一番大きかったもの・・・

それは「アルバム」だという事実。
思い出はいくつになっても大切なものであり、あたたかい気持ちにさせてくれるもの。
そして、幸せな気持ちが溢れて笑顔の輪が拡がっていくもの。

 

人の血の通った、体温を感じることのできる商品やサービスを世界中に届け、あたたかい気持ちで世の中を包みたいとおっしゃる林さんの活動は、アルバム制作やセラピーに留まりません。

 

お客様を巻き込み、売上の一部をアフリカの子どもたちの学校給食に寄付したり、カンボジアに学校を建設したりと、社会貢献にも力を注いでいらっしゃいます。

 

思い出には、問題を解決する力がある。
林さんの活動によって恩恵を受けた子ども達もまた、感情を未来に向けてのエネルギーに変え、きっとイキイキと社会に羽ばたいてくれることでしょう。

 

AI台頭時代を迎えた今だからこそ、大切にしたいことに改めて気付かせていただく機会となりました。

 

 
 ◆講師プロフィール
株式会社夢ふぉと 代表取締役 林さゆり
 1965年 滋賀県湖南市生まれ
 1998年33歳の時、「大好きだった明治生まれのおばあちゃん」をきっかけに「夢ふぉと」を起業。
思い出づくり=アルバムづくりで人の幸せに貢献したいと想い独立。
現在、全国の卒業・卒園アルバムや自分史アルバム、社史等をインターネットで受注する㈱夢ふぉとを経営。
「思い出で人の心の温度を1℃上げます」を企業理念としている。
2015年、自身のアルバムを活用し、人は感情の生き物を起点にした自己内観型の研修を開発。
「日本アルバムセラピー協会」を設立し企業研修や就活、終活の方々まで、学生~96歳の方まで幅広く受講いただいてます。
著書:『明治の人』※2000年~約10年間掛けて全国の明治生まれの人を探し全国行脚して取材。2018年3月にクラウドファンディングで出版。

◆株式会社夢ふぉと
◆日本アルバムセラピー協会

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